複数の動詞と目的語の関係
目的語は動詞の後に来るから、動詞が複数あったら、各動詞の後に目的語を置けばいいんでしょ?
う~ん、考え方はいいんだけど、惜しいね!
ポイントは「1つの目的語」ってとこだよ。
実は、目的語は最後の動詞の後ろに来るんだ。
えっ何で~?
文章だけで説明していてもわかりづらいので、
実際に英文で確認してみよう。
複数の動詞に1つの目的語
まずは、上の例文を訳してみて!
えっと、your own dream は動詞 realize の目的語だから、
「抱き、そして自分自身の夢を実現させることが大切だ」
じゃないかな?
そう訳してしまいがちなんだけど、それは間違いだよ。 この場合 your own dream が hold と realize という2つの動詞の目的語になっていることに気づいてほしいんだ。
hold だけしかないので、何も目的語を取っていないのかと思ったモ。
本来の形は
hold your own dream and realize your own dream
となるけど、これじゃちょっとくどいよね。
だから、2つの動詞の目的語になっている場合、反復する目的語に関しては最後の動詞の後に来ること多いんだ。
じゃあ訳としては
「自分自身の夢を抱き、実現させることが大切だ」
が正解なんだね!
仮に hold が単独で用いられるとしたら、目的語を取らないから自動詞扱いとなるけど、辞書で自動詞の項目を見ても、文脈に合致するような意味はないと思うよ。
その点からも「この hold は何か目的語をとるんじゃないだろうか?」と推測しようね。
一文が長くなると、動詞と目的語の関係は分かりづらくなる
上の例文は短いから、すぐに your own dream が hold と realize という2つの動詞の共通の目的語であると気づけるかもしれないけど、長文になると、2つだけでなく、3つ4つと動詞は並列されるもの。
例えばこんな英文なら動詞と目的語の関係はどうなるかな?
keep track of と cut down on が動詞を含む部分で、目的語が labor costs と……、
あれれ、何だかよく分かんなくなってきたよ。
使われている英単語も難しいからね。
keep track of ~ は「~を把握する」、cut down on ~ は「~を削減する」。
labor costs は「人件費」、utilities は「公共料金」という意味だよ。
ここでは、labor costs と utilities という2つの目的語が、keep track of と cut down on の2つの動詞の目的語になっているんだ。
この2つの目的語は2つの動詞のどちらの対象にもなっているんだね。
そうだね!
したがって、全訳は
「この新しいソフトウェアは人件費と公共料金を把握し、削減できるように設計されている」
となるよ。
動詞と目的語の関係1つでも結構奥深いね~。
複数の動詞の目的語は最後の動詞の後ろに来る、ということをしっかりと覚えておくモ!
arrive と reach の区別は本当によく出題されるから、覚えておいてよ!
ちなみに、同じ動詞でも自動詞と他動詞両方の意味を持つ場合もあるから、気をつけてね。
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今回は複数の動詞と目的語の関係について話していくね!
例えばある1つの目的語があったとしよう。その目的語を複数の動詞が修飾する場合、どのような構造になるか分かるかな?